実は俺はdmozエディタだったりする


以前はヤフー(ヤフカテ)と並んで、ディレクトリ型検索エンジンの雄として知られていたdmoz(Open Directory Project)であるが、今ではほとんど存在価値はない(かもしれない)。というのも、現在はネット上で知りたいことがあったらヤフーやグーグルのロボット型検索エンジンで検索するからだ。わざわざdmozで検索する人はほとんどいないはずだ。

今や利用価値があるとすれば、SEO対策ぐらいなもの。しかし、2011年7月にグーグルディレクトリが廃止されてからその効果も微妙になった。
(注:domz=グーグルディレクトリではないが、グーグルディレクトリはdomzを元に作成されていた。グーグルディレクトリに登録されたら急激に検索順位が上がったらしい。)

しかし、dmozは無料で登録できるので、多くのアフィリエイターが自サイトの登録申請を行うのだが、あまり申請が通ることがないようである。というのも、申請の審査を行うのはエディタといわれるボランティアであり、そのカテゴリのエディタがやる気がないか、あるいは存在しないかすれば、申請は放って置かれるからだ。

確実にdmoz登録させる方法はただ1つ、自分がdmozエディタになって、自分で登録してしまうことだ。
俺はあるマニアックな分野に詳しく、それについてサイトを作っていた。ちょうどそのカテゴリのエディタが不在だったのでdmozエディタ申請をしてみた。

エディタ申請は
・どのようなインターネット経験があるか
・ボランティアエディタになろうとした理由
・この分野に関する経験や知識
・自分が関係しているサイト
を書いてアピールしなくてはならない。申請する分野に詳しく、さらにインターネット経験やサイト作成経験がないと、申請は通らないだろう。

正直、この分野なら俺と同等以上の知識を持っている日本人は数百人はいるだろうが、それについてわざわざ詳しいウエブサイトを作ったのは俺だけだと思ったので、合格するだろうとは思っていた。

返事は長期間待たされるだろうと覚悟していたが、約10日後に「ようこそ」の返信が。意外にあっさりとdmozエディタになることができた。

エディタになっても好き放題やれるわけではなく、サイトのディレクトリ登録にはマニュアルがある。また、自分のサイトだけ登録するなどの職権乱用があればエディタを解任されることもある。
俺はその分野に関してのネット界の代表に選ばれた気もしたし、エディタになったからには真面目にやろうと思った。

dmozディレクトリに登録されるには、申請する方法と(自他問わない)、申請がなくてもエディタが「これいい」と思ったサイトを勝手に登録する方法がある。だから、その分野のエディタがやる気のある人なら、申請した覚えがなくても自分のサイトがdmoz登録される場合もある。
エディタになってすぐ、俺も自分が評価するサイトを自発的にdmoz登録した。そして、自分のサイトも3つ通した。「神」になった気分で気持ちよかった。

一応言っておくが、自分のサイトを自分で登録することは禁じられていない。ただ、明らかに質の低いサイトなのに登録したり、あるいは自分のサイトだけを登録することは禁止されている。俺のサイトはその分野で最高レベルと自負しているのでまったく恥じるところはない。ほかのサイトも通しているし、そこはフェアにやってるつもりだ。

その登録されたサイトのページランクは2~3になっている。dmoz関係以外のリンクのないサイトなら2である。なのでそれなりにSEO効果はあるのかもしれないが、グーグルディレクトリが廃止されてなかったらもっと上がっていただろう。
dmozに登録したからといって急激に順位が上がったわけではないが、じわじわ上がって、最近ではじわじわ下がってきた。正直効果はよくわからない…。

なお、そのサイトはアフィリエイトサイトではない。バックリングサイトとして利用はしているが、そのために作ったのではなくほとんど趣味で作ったサイトである。
dmozはアフィリエイトサイト登録禁止というわけではないが、厳しい。そのサイトのアフィリエイト部分を除いたとして、そのサイトがオリジナリティがあるといえるかどうかが重要だ。アフィリエイトサイトって、売る商品が同じであればサイトも似てくるしオリジナリティは無くなる。それが問題なのだ。

言い方を変えれば、アフィリエイトサイトに関しては原則登録禁止で、でももしオリジナリティがあれば例外もあり、というスタンスだと思う。

dmoz(Open Directory Project)の目標は高尚なのである。エディタはすべてボランティアだし、最近のヤフカテと違って決して金儲けのために存在しているのではない。

参考:dmoz(Open Directory Project)の目標
・最も網羅的かつ代表的なWebディレクトリを作ること
・一般ユーザーが便利で欠かせないものと感じる高品質で内容の豊富なリソースを作ること

アフィリエイトリンクだらけのサイトのほか、マルチ商法のサイトや違法サイトも登録禁止である。
しかし、それ以外の普通のサイトは質とオリジナリティをエディタが評価して登録を判断する。俺は優しいから申請があればなるべく通してあげたいと思っているが、俺のカテゴリはディレクトリの末端でマニアックなので申請が殆ど来ないのが残念である。

すっかりと廃れてしまったディレクトリ型検索エンジンだが、その中でもdmozは世界最高であり、いつか見直される日が来るかもしれない。その日のために多くのボランティアと協働して、最高のディレクトリを作る作業はそれなりにやり甲斐を感じる、のだが、実際はやることが少なすぎる。

全体的にdmozはエディタ不足(特に末端のカテゴリ)だから、エディタ申請すれば俺のように割とあっさりなれるかもしれない。申請自体はウエブ上で5分もあればできるし、何か得意な分野のある人はやってみてもいいと思う。
「神」の気分はなかなかのものだよ。


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14 Responses to “実は俺はdmozエディタだったりする”

  1. 匿名 より:

    エディタ申請フォームにあるサンプルURLの欄は書かなくても良いのですか?

  2. 匿名 より:

    何度もすみません!
    やっぱりダメなんですかね、、

  3. 匿名 より:

    英文でしたか?

    • admin より:

      確か、日本語だった気がするのですが、よく覚えてません…。

      • 匿名 より:

        覚えていらっしゃらないのは承知ですが、URLの説明欄にはなんて書きましたか?
        大体で良いので教えて頂けたら嬉しいです。

        • admin より:

          サイトの概要を淡々と書いたと思うのですが…。

          • 匿名 より:

            そうですか!
            ありがとうございます!
            あと、申請書に姓と名前の欄に間違えて名前は姓、姓に名前を書いてしまったのですが、この場合はどうなるのでしょうか?
            一応全て書きました。

          • admin より:

            いや、だから、私は審査する立場ではないのでお答えできません…。

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