ASPの株価からアフィリエイト業界の近未来を予想する


アフィリエイターである我々が日頃世話になっている、A8ネットやバリューコマースといったASP(アフィリエイトサービスプロパイダー)は実は上場企業である。アフィリエイトって知る人ぞ知るマイナーな世界かと思いきや、それなりに世間からは認められているのである。
さて、年に4回発行される四季報では上場企業の業績予想を2期先まで行なっているので、それを見ればその会社の先行きが把握できる。
俺が知ってる限り、日本の株式市場に上場しているASPは、「ファンコミュニケーションズ(A8ネット)」「バリューコマース(バリューコマース)」「インタースペース(アクセストレード)」「アドウェイズ(JANet)」「フルスピード(アフィリエイトB)」の5社である(楽天はASPとしてよりネット通販会社の側面が強いので除外)。
これらの会社のこれまでの業績と今後の業績予想を調べると、近未来のアフィリエイト業界の景気が見えてくる。
注:データはすべて会社四季報2013年新春号より引用。また業績予想はあくまで予想なので変わることもある。

★ファンコミュニケーションズ(A8ネット)
ジャスダックに2005.11上場。業界首位級。売上のほとんどがアフィリエイト関連だと思われる。
将来の見通し:2009年から売上は一貫して増加傾向にあり、それが2013年も続くとみられる。それに伴い利益も増加傾向にあり、先行きは明るいと言える。また、この会社は利益率が非常に高い。つまり儲かっている。

★バリューコマース(バリューコマース)
東証1部に2006.7上場。東証1部上場と、5社の中では最も格上ではあるが、意外なことに売上は最も少ない。しかし、ヤフーの連結子会社なので安定感はあるだろう。
将来の見通し:ファンコミュニケーションズと同様、2009年から売上は一貫して増加傾向にあり、それが2013年も続くとみられる。それに伴い利益も増加傾向にあり、先行きは明るいと言える。

★インタースペース(アクセストレード)
東証マザーズに2006.9上場。
将来の見通し:2008年から売上と利益が伸びており、2013年、2014年も増収増益予想と将来はかなり明るい。

★アドウェイズ(JANet)
東証マザーズに2006.6上場。この会社は海外志向が強い。また、スマホアプリも開発している。意外と言っては失礼かもしれないが、売上は5社の中で最も多い。
将来の見通し:2008年から売上は一貫して増加傾向にあり、2013年、2014年もその傾向が続くと予想される。ただし、利益は減少することが見込まれている。

★フルスピード(アフィリエイトB)
東証マザーズに2007.8上場。この会社はAPS運営だけでなく、SEO支援なども業務の柱になっており、むしろそちらの比率の方が高い。
将来の見通し:売上・利益共に落ち込んだ時期はあったが、2012年以降は持ち直しそうである。

全体的に見て、現在のAPS運営会社の業績は良好、また、これまでに引き続き2年先までは順調に成長していくと見られる。特に業界最大手といわれるA8ネットが好調なのは心強い。
日本全体で見ても、安倍政権になってから大胆な景気対策が計画されており、当面は日本の景気も良さそうな雰囲気になっているし、アフィリエイト業界もこの波に乗れれば更に成長は加速するだろう。
まあ、いつかはアフィリエイトも日本経済もポシャると思うが、2年先までは安泰なら、今はとりあえず心配するのはよそう。


あわせて読みたい関連記事

One Response to “ASPの株価からアフィリエイト業界の近未来を予想する”

コメントを残す

このページの先頭へ